2025年に向けてWeb3.0やブロックチェーン、NFTなどの新たなテクノロジーが力を広げている。
その中でも注目はAIの発展ではないだろうか。
AIに関してはGoogleやApple、Amazonなどをはじめ世界各国で注目をしている技術革新であろう。
AIつまり人口知能はもう50年以上盛り上がりを見せているが、昨今のAIに関しては以前とは大きく異なる。
異なる点として機械やコンピュータが人間の手や足となって、様々生活の補助をしていたロボットのイメージが以前。
高度成長期から2000年前、2000年以降はニューラルネットワークという人間の手足でなく脳みそそのものを模倣するという考え方が発明された。
つまり科学や数学に加え、脳科学の分野までコンピューティングが手を伸ばしてきたという事だ。
こうなると今までの常識や経済的概念はことごとく崩される事となる。
本格的な人工知能時代が訪れてくると考えられる。この様な考え方は「シンギラリティ」といった言われ方もする。
AIはモデルといわれる無数のアルゴリズムと、物事を切り分けるためのデータ(またはデータフレーム)というもので、人の思考や判断、決定、行動というった一連の活動を生み出す事が出来る。
そこに情動的な要素はない。
その処理スピードも人間の思考と比べて、遥かに速い。
またこの様なAIの思考を「機械学習(きかいがくしゅう)」なんて言い方をする。コンピュータが人と同じように勉強を行い正しい答えを導き出す。
上記ニューラルネットワークをはじめ、回帰、決定木、ベイジアンなどが機械学習のアルゴリズムになる。
この様な複雑かつ精度の高い、高速の思考力がPythonなどの無料プログラムに数行記入するだけでものの1秒程度で答えを導き出すことが出来る。
特許などの権利をしっかりと持たない限り、折角のアイディアも瞬時に消えてしまう。
これからは権利の時代になることは間違いない。
その事を示唆しているのがブロックチェーンやNFT(Non-Fungible Token:非代替性トークン)といったテクノジの進出という事になるだろう。
2025年以降はリアル空間でのインターネットといった現在考え方から、コンピュータ空間でのインターネットといった新たな考え方になることになる。
この爆発的な進化は人にとっては少々生きづらくもなるだろう。